失恋ソングって担降りソングになりうる
ファンからアイドルへの感情って疑似恋愛なことが多々あるから失恋ソングや失恋ポエムはけっこう気分に合う
— むた (@kane_jikan_nai) 2018年1月22日
そもそもこう思ってるんだけどこないだふとキャラメル・ソングが流れてきてめちゃくちゃ思った。
キャラメル・ソング、「自担が結婚を事後報告じゃなく事前報告で発表したときの結婚式前日のオタクの曲」にしか聞こえないんだけど
— むた (@kane_jikan_nai) 2018年2月4日
別に一つ一つ書いたところで何にもならないしなんか歌詞分析の変なブログみたいになるから嫌な気もするけど、まあそもそもこのブログ自体意味わからん不毛なブログなので自分の考えたことをそのまま書きます 自分がそう思ったのは事実だし自分の死以外で担降りする日にはキャラメルソングと自分を重ねて泣こうかな
死ぬほど勝手な解釈を繰り広げてるので、うわ痛!って思ったらそこで見るのをやめてやってね。
「四角い窓が〜染まった午後」:
まあなんか雰囲気って感じ
「明日は君の旅立ちの日」:
旅立ち=結婚だよね この歌詞があるので事前報告っていうことにしたけど、例えば前日にほぼ確実としか思えない噂が流れてて明日発表!みたいなことになってたら(そんなことがあるのかは知らない)事前報告じゃなくても適用されるんじゃないかな?知らんけど
「優しさは〜」:
結婚発表したときのコメントにも、一応ファンを想う気持ちは表れてるだろうと思う それはファンのための優しさかもしれないけど、私たちからしたらそれが寂しいんだよな たぶんな
「数え切れぬ〜」:
めっちゃそのまま 初めてCDを買った日、初めてラジオを聞いた日、ワクワクで初めて生であなたを見た日、初めてコンサートに行った日、降りてこそいなかったけれど離れてたのから舞い戻るきっかけになったあの日、初めてうちわを作ったら文字が歪んだけど作り直す気力もなくて仕方なくそれで行ったあの日、初めて遠征したあの日、初めて多ステしたあのツアー…山ほどある思い出を簡単には忘れられないし忘れたくないから、目を閉じて思い出させてほしいよな わかるわかる
「ずっと僕の〜」:
(私の想像上のこの人は)嫌いになったから降りるんじゃなくてそもそも結婚したら降りると決めてたんじゃないかな まだ大好きなままなんだけど、素直な気持ちで応援できないからって降りることを決めたんだよな だからこれからも嫌いになれるとは思わないしずっと自担は私の宝物だし可笑しいくらい君が好きなんだけど、いつか君が笑えるなら、と手を振るわけですよ 担降りするわけですよ 自分みたいに素直に応援できないファンがついてるくらいなら離れた方がマシとかそういう感じかな 今の私には心から手を振るなんてできないけど、いつかできるのかなあ
2番はこのままじゃ担降りソングの歌詞じゃないけど、ちょっと言い換えることができるかな〜
Aメロは雰囲気なのでそのまま
「口に出したら〜」:
「サヨナラ。」(=担降り宣言)を口に出したら(本人に伝えたら)困る、って解釈で
うちわなりファンレターなりラジオのメールなり、我々がアイドルにメッセージを伝える媒体はいくつか用意されているわけで(本当に届くのか、自分の伝えたいまま届くのかは置いといて)、それを使ってもし伝えて、万が一伝わったなら、きっと少し困るんじゃないかな。その困惑の真意はわからないけど。でもまあ普通に担降りします!って伝えられたら困るよな。
「隣で〜」:
隣で手が触れるのはこの曲の本来の(?)登場人物である二人にとっては些細なことなんじゃないかな。知らんけど。だからファンとアイドルにとっても些細なことで言い換えればいいよね。
「ペンライトを振るだけで」とか「(自分の振る)ペンライトが目に入るだけで」とかか、「テレビで見るだけ」くらいが些細なことなんじゃないかと思うけど、手が触れるってお互いが認識した行為だと思うので、この場合「自分の振るペンライトが目に入るだけで」が一番近いんじゃないかなあ。もっと適切な言い換えがきっとある。
問題はサビなんですね。ぎゅっと握り出す手と手に信じた夢は動き出す、って言うけど、まず「手を握り出す」の言い換えも分からないし、そもそも信じた夢ってなんなんですかね。たぶんこの二人はお互いの将来を尊重し合ってると思うけど、アイドルとファン(それも担降りする人)はお互いの将来なんてたぶん尊重しあわないと思うんだけど。百歩譲ってファンは、結婚という道を選んだアイドルの将来を尊重するかもしれない。いやわたしには無理だけど、このファンはいつか君が笑えるなら、って心から手を振れるファンだから、これからのあなたの人生に幸多からんことを、って言える系の人。
じゃあ、アイドルが尊重する、私たちの信じた夢って?アイドルを信じられなかったから担降りを決めたはずなのに、次は何を信じるんだろう。この場合、次の目標や信じ先(降り先)が見つかったから降りるわけじゃなく、応援できないからって自然と降りただけだと思うんだけど、じゃあ信じた夢ってなんなんだ。昨日まで推しだった人を推さないことにした明日のこと?でも今日と明日の変化は信じられていたものを信じなくなったことだけで、新たになにか信じた夢があるわけじゃないと思うんだけど。
ちょっと引っかかるけど、「信じた夢」は「自担を推さないことにした明日」に言い換えようと思います。わたしが応援しなくても大丈夫、推しもファンが一人減ったところで影響を受けるような人じゃないし、わたしも推さなくなっても変わらない、と信じた明日、ってことで。うーん何言ってるかわからん。
あともうひとつ思ったのが、手を握り出そうが握り出さなかろうが信じた夢(将来)は動くと思うんですよね。ただ動き出した気がしただけで。この曲の場合、お互いに影響が強いから手を握り出しただけで動き出した気がしたんじゃないかと思うんだけど、いちファンがアイドルに与える影響なんて微々たるものなので、ファンの行動によってアイドルの信じた夢が動き出すようなことはないでしょう。やっぱり2番(特にBメロとサビの前半)はちょっと担降りソングではない。
「その手を〜」:
正直Cメロが一番今の心情に近いので、たくさん話します。
そもそもこの歌詞って「その手を伸ばして/星をつかまえよう」「夕闇がまだ/迫るその前」で文章?まあいいや
できることならずっと今日に留まっていたいんだろう。自担が結婚していない今日にずっといたい。本当は、結婚なんてしないで、ずっと私たちみんなのものでいて、と泣いて縋りたいけれど、そんなことしたところで未来は変わらない。ならせめて今日に留まっていたい、星をつかまえて、夕闇が迫るその前にいれば、明日は来ないんじゃないか…みたいな。たぶんそういうこと。たぶん。
(追記:プレビュー画面で気付いたけど、このブログのタイトルがそういえば「こうやって時を止めたい」だった。みんな大好きいつまでも(タイトルがカタカナひらがな5文字の曲って名曲率が高いと思うんだけどどうだろう)から借りたフレーズだけど、ここで言ってることと同じ感じで、結婚してない今に留まってたいから「時を止めたい」なんですよね。あとよく考えたら「失恋ソングって担降りソング」って最初に思ったのがこれだった。いつまでもも通ずるところがあると思うのでそのうち何かしらの形にするかもしれない)
正直Cメロにすべてが詰まっているような気がする。いや、心から手を振るとか言っときながらため息で雲を流したり(流してはいない)してる時点で心情は伝わってくるんだけど、一番素直じゃないですか、ここ。なんかどの歌詞も(特に1番Bメロ・サビあたり)見栄張ってる気がする。傷ついてないよ、笑顔で送り出すよ、みたいな顔してるけど、Cメロで一気に泣き出した感じ。そりゃそうだよな、寂しいよな。いや寂しいとは1番Bメロで言ってるけど。
なんか長々と乱文垂れ流しておいて正直自分の言いたいことがなんなのか分かっていないんですが、結局のところこの曲の歌詞は私の理想の担降りだなあと思います。本当は引き止めたいけど強がれるほどには理解が進んで落ち着けてればいいなと思います。いや、気にならないのが一番いいのかもしれないんだけど、私はアイドルの熱愛を気にしないファンはサイコパスか親族的目線だと思ってるので、親族でもなければサイコパスでもない私はこのくらいの担降りができればと思います。
他にいい感じに捉えられる曲があれば教えてください。